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太陽光発電Q&A

1 太陽光発電システムについて
Q 1 お湯を作るのですか?
A 1 

いいえ、違います。電気をつくります。
太陽熱温水器は、昼間に水を屋根の上に引き上げて太陽の熱で温め、そのお湯をお風呂や台所の給湯に利用するシステムです。
一方、太陽光発電システムは太陽の光エネルギーを利用して太陽電池で発電するものです。


Q 2 停電時にも、電気は使えるのですか?
A 2 

停電時は自動的に系統への接続が切り離され、一旦運転を停止しますが、日射があれば発電されるので、手動で自立運転に切り替えることにより、 パワーコンディショナ本体の専用コンセントでAC100V(最大1.5kW)を使うことができます(自立運転機能搭載パワーコンディショナの場合)。※自立運転機能について詳しくはこちら


Q 3 太陽電池の重みによる屋根への負担が心配ですが…?
A 3 

建物自体の築年数等により異なりますが、太陽電池モジュールおよび取付金具の重さは、陶器瓦の1/3〜1/4程度と軽く、屋根への荷重は特に問題ありません。


Q 4 操作は難しくないですか?
A 4 

日の出、日の入、天候状態に合わせて自動運転しますので面倒な操作はありません。また売電、買電も自動で行われます。


Q 5 電力(W)と電力量(Wh)はどう違うのですか?
A 5 

・ 「電力」とは電気が1秒間にする仕事を表します。1W(ワット)の電力を1時間使った時の電力量が1Wh(ワットアワー)です。
・ また1000Wを1kW(キロワット)、1000Whを1kWh(キロワットアワー)と表記します。
・ 例えば、発電電力2kWの状態が5時間続いた場合、発電電力量は10kWhとなります。


Q 6 余った電気を蓄電する機能はありますか?
A 6 

太陽光発電システム自体に蓄電機能はありませんが、電力会社との契約で、昼間の余剰電力を電力会社に売り(売電)、夜間などの必要な時に使うことが出来ますので、電力会社が我が家の蓄電池とも考えられます。
また、最近では家庭用蓄電池システムが市販されていますので、組み合わせて使用すれば更なる節電効果を得ることもできます。


Q 7 普通の屋根より雷が落ちやすいの?
A 7 

太陽光発電システムの設置で、雷が落ちやすくなることはありません。


Q 8 台風や地震がきても大丈夫?
A 8 

建物同等の強度がありますので、台風や地震もまず問題ありません。




2 発電について
Q 9 太陽の光からどうやって発電するのですか?
A 9 

半導体の光電効果と呼ばれる現象(シリコンなどの物質に光を当てると電子が飛び出して電気が流れる現象)を利用しています。


Q10 余った電気はどうなりますか?
A10 

使い切れずに余った電気は電力会社に売ります。
だから電気を無駄にすることはありません。 晴天時の日中など自宅で使いきれない程発電し電気が余った場合は、 自動的に電力会社の電力系統に送り、 売電するようになっていますので、発電した電気を無駄にすることはありません。


Q11 どのくらいの省エネ効果がありますか?
A11 

例えばCIC HIT 3.68kW システムの太陽光発電システムを設置した場合、広島地区を例に取ると、石油に換算して年間で約1,200リットルの資源を節約することができます。
※ 試算条件:方位=真南、傾斜角=30°、新エネルギー産業技術総合開発機構/(財)日本気象協会「日射関連データの作成調査」(平成10年3月)の日射量データを用いて当社シミュレーションにて算出しております。


Q12 年間どのくらい電気が作れますか?
A12 

例えばCIC HIT 3.68kW システムの太陽光発電システムを設置したとして計算した場合、広島地区を例に取ると、年間予測発電電力量は約4,941kWhです。
※ 試算条件:方位=真南、傾斜角=30°、新エネルギー産業技術総合開発機構/(財)日本気象協会「日射関連データの作成調査」(平成10年3月)の日射量データを用いて当社シミュレーションにて算出しております。


Q13 発電状況は確認できますか?
A13 

パワーコンディショナ本体で、瞬時発電電力、積算発電電力量、運転状態など発電状況を確認することができます。


Q14 曇りの日や雨の日も発電するの?
A14 

太陽が出ていれば発電します。但し曇ってしまうと発電量は下がります。


Q15 積雪地域では発電量が少ないですか?
A15 

太陽電池モジュールの上に雪が積もると発電しません。但し冬場でも晴天日の多い地域なら積もった雪が落ちるので相当の積算発電電力量が見込めます。


Q16 太陽電池が葉っぱなどに覆われるとどうなりますか?
A16 

太陽電池モジュールの一部に落ち葉・電柱等の影があると、その部分で抵抗が大きくなり、モジュール全体の瞬時発電電力が大きく低下します。


Q17 発電すると音はでますか?
A17 

図書館なみの静かさです。
太陽電池モジュールからは出ませんがパワーコンディショナからは、運転時にわずかな音(36dB)は出まが、その音のレベルは図書館内と同じぐらい静かです。


Q18 発電以外に何か効果がありますか?
A18 

遮熱効果がありますので、夏場の冷房負荷軽減が期待できます。




3 設置について
Q19 南面以外の屋根にも設置できますか?
A19 

東面や西面の屋根面へも設置できます。
太陽電池モジュールは、真南面で傾斜角約30°の時が最も積算発電電力量が大きくなります(設置する地域によって異なります) が、 東西それぞれ45°の方位で約5%、真東・真西でも約15%しか低下しません。
ただし、北面の場合積算発電電力量は大きく低下しますのでお勧めできません。


Q20 どんな屋根にも設置できますか?
A20 

多くの種類の屋根や材質に対応できます。
屋根の上にモジュールを設置する面積が十分であれば、ほとんどの屋根で設置することが可能です。
また、新築だけではなく既築の住宅にも設置することができます。(築年数や屋根の形状・屋根材等によっては設置できない場合があります。)




4 メンテナンスについて
Q21 メンテナンスは必要ですか?
A21 

基本的にメンテナンスの必要はございません。


Q22 掃除は必要ですか?
A22 

一般の住宅地区ではほとんど必要ありません。汚れの大部分は、降雨で洗い流されます。




5 買取制度について
Q23 余剰電力買取と全量買取の違いは?
A23 

買取制度の詳細は別ページに詳しく掲載しています。→こちら


Q24 全国一律の買取価格ですか?
A24 

はい、そのとおりです。地域差はございません。


Q25 買取期間中の買取価格は変わりますか?
A25 

変わりません。定められた期間は、買取契約初年度の価格で継続されます。


Q26 年度ごとに買取価格は変わると聞きましたが?
A26 

買取価格については、太陽光発電パネルの普及状況やパネル価格の動向を見ながら毎年見直しを行っています(※)。 年々買取価格は下がっていますが、買取契約初年度の価格で継続されますので、早めのお申し込みをおすすめします。 (※)買取価格は、審議会(買取制度小委員会)の議論を踏まえ、決定されます。




6 初期投資について
Q27 初期投資はどれくらい必要ですか?
A27 

当社では初期投資(頭金)0円での「太陽光発電普及キャンペーン」を行っておりますので、初期投資なしでも設置が可能です。